仮面ライダー4号 映画

【感想】仮面ライダー4号 episode3「決斗!!ショッカー首領の正体」 最も尊き物語

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感想

ストーリー面

ストーリー序盤から、前エピソードから数日たっており驚かされました。

もう一話あってもいいかと思いましたが、カットされたシーンをみるとこれ以上ライダーが負けるシーンを繰り返しても仕方ありませんし妥当な判断かとも思います。

巧と海堂

巧が「お前らだったらどうする。」とひとりごとを言うシーン。おそらく木場や草加を思って言っていたのでしょうか。

「命は一つしかない。」何人もの仲間を看取った海堂だからのセリフですね。海堂はあんな正確なので最後の最後まで本心を隠していましたが、

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霧子の思い

なぜか高いところから飛び降りることが多い霧子ですが、未遂ではなく本当に落下してしまいました。ベルトさんが最初に背中を後押ししているのがおいおいと思ってしまえます。

海堂の願い、巧の思い

本作で一番驚き悲しかった部分です。『555』本編ではぼかされた巧の最後でしたが、本作では巧が死んだことがはっきり本人の口から語られました。

侑斗「俺たちだった死ぬ気で戦っている」

海堂「思っていることと実際に死ぬことは別なんだ」

海堂自身一度死んで蘇ったことがあるからより言葉に重みがあります。

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戦闘面

4号VSドライブ

4号の圧倒的強さが描かれたのが前回の登場シーンのみとなったのは少し残念でした。最後まで力で押して、そして押し負ける姿は潔くカッコイイ散り方ではありましたが、タイトルにもなっているキャラなのでもう少し見せ場がほしかったです。

ドライブに目を移せば、命をかけて戦う姿がすごい強烈でした。「爆発するかもしれないぞ」「それが仮面ライダー」と人々の自由のために命をかけて戦う戦士=仮面ライダーだなと思えました。

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スカイサイクロンVSトライドロン&ゼロライナー

フルCGならではの合体を見せてくれました。今までのバンクCGを使うのではなく、本作独自の合体でありゼロノスファンにはこれだけでも見る価値はあるのでないでしょうか。

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ゼロノス&マッハVS王蛇&サソード&ダークキバ&バロン

ショッカーライダーは全員声優による代役でしたが、ほとんどしゃべらず当時のSEが使われていたのであまりそこはきになりませんでした。

戦闘時間は短いものでしたが、ベガ→ゼロへのフォームチェンジが描かれていたり、しゃべる武器に対するマッハのツッコミなど細かいところまでしっかりできていました。

なお、今回ダークキバが爆死してしまいましたが、今までの登場では着用者こそ死ねど、今まで死んだことがない最強フォームだっただけに際一つの伝説が終わったとも感じました。

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巧(ファイズ)VS海堂(スネークオルフェノク)

戦闘描写事態は他の戦闘には劣っていた感があります。これは海堂が巧を倒すためではなく巧を止めるために戦っていたためだと思います。しかし、その絶対に止めるという心意気からでる荒々しい戦闘スタイルは当時の『555』を訪仏させるものになって懐かしいものを感じました。

またファイズのほうは最後のポインターセットがなんともいえない描写でした。本編ではおそらく一度もなかった回し蹴りからのポインターセット。友へ対する哀愁からかスロー演出となっており、些細な演出ですが最高の演出だと思いました。

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巧VS首領

『3号』の劇中で姿を見せなかった首領ですが、今回はついに登場です。その姿はなんと乾巧とそっくりでした。これは巧の姿を模倣していたのがどうかわからず、本作の謎ですね。

予想するならスマートブレインの象徴の蝶が飛び交っていますので、スマートブレイン社に巧が協力したときになにか細胞的なものを取られて作られたクローン体でしょうか。

戦闘面ではファイズのスーツがないのか巧は変身しなかったのがちょっと残念でしたが、その分覚悟を決めて自らを消す巧の顔が印象的なものになっています。

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まとめ

全3話による『仮面ライダー4号』でしたが、出来としては最高でした。スポンサーからアホな横槍が入らなければここまでの名作が作れるのかと思いました。

単純にテーマもよかったと思いますが、今回はひとつの軸がしっかりしていたので非常に見やすかったです。『3号』のほうは主人公が3号になったりゼロノスになったりドライブになったりとコロコロ変わったのでより見やすく感じました。

キャストに関しても、「なんでBLACKは出ないんだ」と初めは文句を言っていましたが、見終わってしまえばこれ以上のキャストは蛇足でしかないなと思います。

また、『仮面ライダー4号』はそのまま「仮面ライダー4号」を指しているのではなく、平成ライダー4号の「仮面ライダーファイズ」を指していることに気づいて感服しました。『3号』の後ならではのフェイクになりますね。これを最初から気づいた人はいるのでしょうか。サブタイトルに関しても「仮面ライダーは3度死ぬ!」は巧のことだったですね。いろんなところの伏線が素晴らしいですね

ただ、「4号」自体は一応それでもタイトルライダーなわけで、タイトルライダーが初めて悪のまま死ぬ結果となってしまいました。これは、少しさみしいですね。今後のゲスト参戦とかも扱い敵に絶望的ですかね。

『555』ファンとしてはあの最終回のあとに一つの結論を出され、非常につらいところもあります。それでも「笑って死んだ自分に嘘をつきたくない」と巧の決めた道を否定することはファンにもできません。『3号』が最も尊き物語とありましたが、『4号』はそれを超える逸材でした。巧役の半田さんはこれで映画は卒業になるかもしれませんが、そうなれば見事な有終の美だったと思います。

最後に仮面ライダーぴあの「555」のページの言葉で締めたいと思います。

その男には、夢がなかった
だから、人の夢を守ることにした。
やがて、夢は見つかった。
その日の空は青かった。
どこまでも澄んだ空に―ーー砂が舞った。

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