晴人がご機嫌な仁藤を連れてドーナツ屋へやってきた。なんと仁藤は凛子に呼び出されたのだとか。デートと思い込んでいた仁藤だったが、凛子は、鳥井坂署に現れた仁藤の祖母・敏江を連れてやってきた!
遺跡の調査に行ったきり帰ってこない孫の仁藤に敏江の怒りが爆発。さすがの仁藤もたじたじ、何も言い返すことができない。仁藤は晴人らに自分がビーストに変身することは内密に、と言い残すとスタコラ逃げ去ってしまう。
仁藤を追う晴人に敏江の世話を任された瞬平は、せっかくだからと東京見物へ。本物のおばあちゃんと孫のように打ち解ける敏江と瞬平だったが、そんな2人の前に…。
大門凛子に呼び出された仁藤攻介は、何やら妙な期待をしてドーナツ屋で待っていたのだが、そこに現れたのは!?
攻介は福井から上京してきた祖母の敏江と再会した。
しかし遺跡の調査に行ったきり帰って来なかった事で、説教をされる。
晴人が事情を説明しようとするが、真実を話したらもっと怒られると、攻介は誤魔化そうとしてしまう。
その後、攻介に敏江の相手を押し付けられた瞬平は、気晴らしに東京見物に連れ出す。
しかしその道中で、ファントムのワータイガーに襲われる。
連絡を受けた晴人と攻介は現場に向かい、ワータイガーと戦おうとする。
晴人はすぐに変身するが、攻介は変身する事を戸惑ってしまい・・・。
いつものようにドーナツ屋へとやってきた晴人(白石隼也)と瞬平(戸塚純貴)。ふと見ると、何やらおめかしし、ご機嫌の仁藤(永瀬匡)が。店長 (KABA.ちゃん)によると、なんと凛子(高山侑子)と待ち合わせだとか。凛子からのデートのお誘い、と思い込み、ウキウキの仁藤。しかし、現れた凛子 は仁藤に一人の老婆を紹介する。
「ば、ばーちゃん!」。
なんとその老婆は仁藤の祖母・敏江(山口果林)だった。
さっそく敏江は、みなの前で孫の攻介を説教。遺跡の調査に出かけたまま音信不通となり、いつのまにか東京にいるとは…。まったく口答えできない仁 藤を強引に実家に連れ帰ろうとするが、仁藤は自らがビーストに変身することを瞬平らに口止めすると、敏江を残してさっさと逃げてしまう。
晴人と凛子が仁藤を追いかけている間、瞬平は敏江を東京見物へ。しかし、そんな2人の前にファントム、ワータイガーが現れた。なんと敏江はゲートだった…。
敏江を連れて逃げ回る瞬平から連絡を受けた晴人は、仁藤、凛子とともに現場へ急行。晴人はウィザードに変身、仁藤もビーストに変身…しようとするが、敏江の前では変身できない。
ワータイガーと戦っていたウィザードだったが、グールが敏江に迫り…。見るに見かねた仁藤は、敏江の見えない所でビーストに変身。「あれも魔法使 い?」と驚く敏江の前で、「私が噂の魔法少女ビースト!」と必死にごまかしつつ戦う。呆れるウィザードと力を合わせ、なんとか危機を脱したが、そんな様子 をソラ(前山剛久)が目撃して…。
自分がゲートであること、晴人が魔法使いとしてゲートを守っていることなどを理解した敏江。一方、仁藤はビーストの正体をバラしそうになるコヨミ (奥仲麻琴)や輪島(小倉久寛)の前で大騒ぎ。敏江はそんな仁藤をしかりつけるが、これにはさすがの仁藤も怒りが爆発。2人の心は完全にすれ違い状態に。
その夜、敏江の肩をもみながら瞬平は、幼いころから仁藤が祖母に厳しくしつけられて育ってきたことを知る。晴人も仁藤からそんな思い出話を聞かされ、自分の代わりに祖母を送って欲しいという仁藤の頼みを聞き入れる。
翌日、晴人と瞬平は敏江を実家まで送ることに。しかし、敏江と瞬平が乗り込んだバスを運転していたのは、ワータイガーの宿主・井川(虎島キンゴロ ウ)だった。井川は巧みに晴人だけを残してバスを走らせると、グールに敏江を襲わせる。瞬平一人ではとても敏江を守りきれない。が、バスにはこっそりと敏 江らを尾行していた仁藤も乗り込んでいた。
こうなっては仕方がない。仁藤は敏江に「説教は後で」と声をかけると、その目の前でビーストに変身。狭いバスの中で必死でグールと戦う。
やがて駆けつけたウィザードと合流。ウィザードがビーストのドルフィリングを使い、新たな力を見せつけるハプニングはあったものの、なんとかワータイガーを追いつめようとする。
その時、ビーストは思わずウィザードに声をかける。
「トドメは俺に譲れ!ファントムはめったに食えないんだからな!」。
その言葉に敏江が反応した。確か初めてビーストが現れたとき、ワータイガーはビーストがファントムを食べないと死ぬと言っていた。そして、そのファントムは自分が絶望すれば生まれる、ということ…。
敏江は一人ワータイガーの前に進み出ると「私を絶望させなさい!」と言い放つ。何を言っているんだ!? 驚くウィザードとビーストがひるんだ隙に襲い掛かるワータイガー。そこへ敏江を守ろうと瞬平が飛び出し、ワータイガーの攻撃を浴びて倒れてしまう。
その瞬平を抱え上げたのはウィザード…ではなく、ソラだった。ソラはグレムリンに変身。瞬平を返して欲しければ、敏江を差し出せ、という。
瞬平を連れ、ワータイガーとともに消えていくグレムリン。何もできないウィザード、そしてビーストはただ見送るしかなく…。
ついに今回から仁藤(ビースト)回です。いままであまりにも存在意義のないキャラでしたが、ここで主演回を演じ少しは活躍を見せれるでしょうかというところに期待してましたが、う〜んなんとも・・・
活躍は確かにしてましたけど、女に化けてた瞬間があまりにも悪い意味で印象的だったので、全然いい印象がありません。加えてばぁちゃんにビビる、逃げる、隠れるシーンも印象的変なシーンばかり残ってますます。もうカッコイイ路線には永遠に入れないだろうなぁって思います。
その他、音声ではポワトリンのSEが使われたり。セリフで「マジか、マジで、マジだ」という歌詞が使われるなど遊び心などが楽しい回でした。
終盤にはウィザードとビーストの指輪交換も有りましたが、できればビーストのウィザードリング使用形態も見たかったです。