福井から仁藤を連れ戻しに来たおばあちゃん・敏江はゲートだった。ファントム・ワータイガーとグレムリンに襲われるのを、仁藤がビーストに変身して防ぐが、代わりに瞬平が捕まってしまう。さらにグレムリンは、敏江と瞬平を交換するよう持ちかける。
瞬平の命を救うべく、自分が犠牲になると話す敏江。そもそも、仁藤の境遇を聞いた敏江は、自らが絶望してファントムを生み出し、仁藤の餌になるつもりだったのだ。予想外の言葉に衝撃を受ける仁藤だが…
瞬平と敏江、二人の命の選択を迫るグレムリン、まったくもって嫌な輩です。当たり前ですが、どっちか選ぶことなんかできません。茫然とする晴人たちに一つの光明が…
仁藤の放ったグリフォンが瞬平の居場所を教えてくれます。晴人と凛子の決死の救出作戦は成功するか?
一方、孫のために自らの命を捨ててファントムを生み出そうとしていた敏江。そしてそのことを知った仁藤。祖母と孫、すれ違う二人の思いは?
山口果林さんの胸を借りて、永瀬匡くんが演じた素晴らしいお芝居に乞うご期待
グレムリンとワータイガーに囚われた瞬平。助けるにはゲートである仁藤の祖母・敏江を差し出すしかない…。
卑劣なファントムのやり方に晴人も凛子も怒りをあらわにする。だが、敏江は孫のため、そして瞬平を助けるためなら、自らすすんでファントムになる、と自分を差し出すよう提案。そんな敏江にさすがの仁藤も言葉を荒げて祖母をたしなめる。
そんな折、仁藤が瞬平のバッグに使い魔グリフォンを入れていたことを思い出した。手鏡でグリフォンの映像を見ると、瞬平が囚われていると思われる場所が。晴人は、私を連れていけという敏江を押しとどめ、凛子とともに現場へと急行するが…。