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士たちが訪れたのは、未確認生命体グロンギが暴れる世界……だが、それらを圧倒的なパワーで撃破する G3-X。警察が開発した強化戦闘スーツである。
過剰すぎるそのパワー。装着員のなり手は底をつき、また世論的にも問題視される中、さらなる強化プロジェクトをかたくなに進めるのは八代刑事───クウガの世界で息を引き取った、ユウスケにとって思い出の人だった。
「それでも、あねさんは……あねさんだよ!」
異世界の別人とはわかりながらも、八代を助けたいと願うユウスケは、G3-X 装着員に志願する。だが、その前に立ちはだかった海東大樹が、ユウスケを尻目に、たぐいまれな身体能力で装着員の座にのし上がるのだったが……
アギトの世界。
しかし、テレビのニュースは未確認生命体を迎え撃つ警察の姿を映し出していた。
未確認生命体?ということはクウガの、ユウスケの世界に逆戻りしてしまったのか?
士、ユウスケ、夏海らがニュースを見ていると、警察官が装着したG3-Xが登場。パトカーをも破壊するパワーでグロンギを撃破した。
そんなG3-Xへの非難に対応する女性警官、八代を見たユウスケは息を呑む。クウガの世界で亡くなった“あねさん”八代と瓜二つだったからだ。とはいえ、ユウスケが思いを寄せていた八代とは別人。それでもユウスケは警視庁へとバイクを走らせる。
一方、郵便配達の服装になっていた士は夏海とともに一通の手紙を届けることに。手紙の宛先は転居先不明だが…。
G3-Xの装着員を公募することになり、ユウスケも応募。八代による厳しい選考が始まるが、なんとそこには大樹の姿が。圧倒的な力を見せつけた大樹。その真意がユウスケには理解できず…。
廃虚のような家に手紙を持ってやってきた士と夏海。誰もいないと思われたその部屋から一人の男、ショウイチが姿を現した。ショウイチは 士らを超能力ではね飛ばすが、そのときグロンギのような生物を発見。士はディケイドに変身するが、生物はグロンギではなくアンノウンだった。そのアンノウ ンを撃破した士だったが、ショウイチは奴らに目をつけられたら大変なことになると忠告する。そして士から受け取った手紙をも破いてしまう。その時、突如光 の十字架のようなものが現れると士らの頭上で爆発、新たなアンノウンらしき姿を士は目に焼き付ける。
大樹の補欠としてG3-Xの装着員に選ばれたユウスケは光写真館を出て行くという。寂しさを隠せない士と夏海だが、ユウスケは八代と出会えたここが自分の終着点だと言う。そんなユウスケを見送りつつ、ショウイチが破いた手紙を読んだ士は何かを悟って…。
士はショウイチの前に再びやってくると、アンノウンから守ってやるという。士が人を守る?らしくない士の言動に夏海は首をかしげるが、怒ったショウイチはエクシードギルスに変身。士らに襲い掛かる。
一方、グロンギ出現を受けて出動したユウスケと大樹だったが、大樹はG3-Xを脱ぎ捨てるとディエンドに変身。驚くユウスケをよそにドレイク、デルタを召喚、グロンギを圧倒する。
しかし、そこにアンノウン、アントロードが現れると、つづけて理性を失ったエクシードギルスが現れた。
「ギルス、アギトになれなかった者…」。
攻撃を仕掛けるギルスに戦おうとするディエンドだったが、そこにディケイドが割って入った。
あくまでもギルスを守るというディケイド。しかし、そのギルスにバックルを奪われディケイドは変身を解除、士へと戻ってしまう。その士にドレイクらが攻撃を仕掛けて…。
後日掲載