デンライナーに乗り込み、コハナに間に入ってもらうことでウラタロスらイマジンたちと和解した士と夏海。そのコハナによると、強力なイマジンが現れ仲間を過去へ送り込むと破壊を繰り返しているという。ということは、歴史が変わり士らの世界も変わってしまうということ。士はその強力なイマジンを叩こうとデンライナーを降りていく。
とは言っても、どうやってそのイマジンを探し出せばいいのか。コハナによると、イマジンを臭いで見つけることができるモモタロスというイマジンがいたとか。あのユウスケに取り憑いているイマジンだ。時間の歪みのせいで実体が持てなくなったというモモタロス。それで苛ついていたのか…。モモタロスに同情した士は、何かと目立つモモタロスを先に探し出そうとする。
そんな士の狙いが的中。士はあっという間にユウスケに憑依しているモモタロスを発見する。と、そこへ強力なイマジン、アリゲーターイマジンが。過去へと飛んだアリゲーターイマジンをデンライナーで追ったディケイドと電王ソードフォーム。ついに過去でアリゲーターイマジンに立ち向かうが、あまりの強さにまったく歯が立たない。
ついにこれまでか…。
とどめを刺されそうになった電王だったが、ディケイドはなんとかその一撃を食い止めると、自分でイメージして実体を取り戻せと檄を飛ばす。そして、あえてモモタロスと呼びかけるとカードを使いモモタロスを復活させる。
「ちょっとは恩に着るってとこか」。
ディケイド、モモタロス、そしてユウスケもクウガに変身。3人は力を合わせ、ついにアリゲーターイマジンを撃破する。
デンライナーでは久々に戻ってきたモモタロスを歓迎。これで時間の歪みは元に戻った、と思われたが、同じく帰還した幸太郎と良太郎によると、オニの一族が街をウロつくなど異変は続いているらしい。
が、それらは電王の世界のこと。士らは新たな旅へと出ようとする。
次の世界、そこはカブトの世界…。
が、そのとき写真館にジークが現れ、たちまち大騒ぎとなって…。