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「戻ってきたか……僕の世界に」
士たちがつぎに訪れた世界は、海東大樹の故郷───いわば、ディエンドの世界。
人々は互いに親切で、愛情にあふれる暮らしを営む。
そんな世界で、指名手配者として追われる大樹。いったい何をしたのか?
その謎を追う士(つかさ)たちは、ひとりの青年に会う。
「エリア管理委員会次官、海東純一です」
一方、体制への抵抗をつづける2人のライダー、ラルクとランス。
彼らと敵対するエリア管理委員会の目的は、社会の平和を保つこと……《フォーティーン》の指揮のもと、ライダーを抹殺することによって。
平和な───ただし、仮面ライダーを抹殺する世界。
「海東……純一?」
「大樹は、私の弟です」
ディエンドの世界。
のどかな風景に愛想のいい人々。しかし、そんな世界で大樹は指名手配犯となっていた。いったい何をやらかしたのか?が、サラリーマンの士はそんなことはお構いなしにさっさと会社へ。一方、腹を減らしたユウスケと夏海は幼児から弁当をもらい狂喜乱舞す る。
小さな会社に出勤した士は新人にも関わらず大歓迎。しかも飛び込みの営業で商品を売ることに成功すると食事まで振る舞われてしまう。少し様子がおかしい?しかし、士は「俺の魅力をもってすれば…」と気にする風でもなく出された食事に舌鼓を打つ。
順調に営業を続ける士だったが、あわてて学校へ行こうとする自転車とあわやぶつかりそうに。ま、仕方がないか。落としたカバンを取り上げた士だったが、自転車の少年の前にダークローチが現れた。
「忘れたのか?この世界のルールを!」。
するとダークローチに襲われそうになった少年を助けようと慎、春香が現れ、仮面ライダーランス、ラルクに変身。士の目の前でダークローチと激闘を始める。
士もディケイドに変身、ランス、ラルクとともにローチを撃破するが、こんどは村の人々が殺気立った目で近づいてきた。
訳がわからないディケイドはランスに言われるまま逃走して…。
慎の話によると、この世界でライダーは社会の敵になっているらしい。一方、大樹が何をしたのか調べていたユウスケと夏海は大樹の情報を知りたがっているという偉い人に会うという。士もそんな2人と同行することに。
やってきた3人の前に現れたのはエリア管理委員会の次官・純一という男。大樹はこの社会を壊そうとした罪で追われているというが、なんと大樹の実の兄でもあった。
大樹が慎、春香の前に現れた。ローチの前でディエンドに変身する大樹に唖然とする2人。しかし、慎らはかつてライダーとして共に戦っていた純一が寝返ったのも、すべて大樹のせいだという。しかし、大樹はそんな兄を元に戻すため、ここへとやってきたのだ。
しかし、この世界はローチによって支配され、すべての人間は自らの意思を奪われ優しさのルールの中で生きているという。すべてはその支配者フォーティーンの仕業。どうやら純一はフォーティーンの側近になってしまったらしい。
そのフォーティーンのもとに新たな人間が送られてきた。手術台のようなものに乗せられ、頭に何かを注射されようとしている男…ユウスケだった。
士や大樹、そして慎、春香の前に武器を手にした村人たち、そしてボスローチに率いられたローチたちが現れた。4人は一斉に変身、なんとかローチた ちを撃破するが、今度はランスがディエンドに襲いかかった。かつてはローチの仲間だったという大樹が許せない慎。ランスはディエンドに強烈な一撃を浴びせ て…。
後日掲載